英語

サマー先生の「なりきり英語音読」をコンプリートした感想。

こんにちは、吉田ムウです。

30代半ばの在宅ワーク主婦の私ですが、春から急に思い立ち「なりきり英語音読」を始めました。私は社会人になって以来ほぼすべての英語を忘れてしまった超初心者です・・・(笑)

この度「なりきり英語音読」のプログラムが終了したので、感想をシェアしていきますね。

なりきり英語音読のいいところ

  • 英語の超基礎が学べる
  • 発音がよくなる
  • 会話のイメージがつかめる
  • 1回のプログラムが短く続けやすい

なりきり英語音読とは

"英語が話せる"が体験できる本

「なりきり英語音読」は人気英会話講師のサマー・レイン先生の本で、”英語が話せる”が体験できる12週間のプログラム。

  • 月~金曜日まで1日1レッスン(5レッスン)+土日は復習

を12回くりかえすと、ちょうど1冊分学習できます。

もちろん3ヶ月という短期間だけで英語が喋れるようにはなりませんが、初心者が英語感覚をつかむという意味ではとても良い本だと思いました。

サマー先生について

英語に限らず何かを学ぶときって「誰から学ぶか」が結構重要なポイントですよね。

サマー先生は早稲田大学を卒業後現在はスタンフォード大学で言語学の研究をしている語学の専門家。日本に住んでいた学生の頃から、英語講師としてのキャリアを積んできたそうです。

自分自身が日本語という難しい外国語を習得したからこそ、逆に日本人が英語を学習するときの苦労や押さえるべき点を理解しているのでしょう。

日本語の使い方が上品で、みんなが好きになっちゃうようなチャーミングな先生です。

この本が向いている人

  • これから英語を学びたい学生
  • 英語の基礎を全部忘れてしまった大人
  • 短時間で英語の基礎を学びたい人
  • 文法は理解しているけど発音がイマイチな人

この本に出てくる英語文法は超基本なので、すでに英語を学び始めている人やラジオ英会話を聴いている人には簡単すぎるかもしれません。ただ、しっかりマスターすればかなり英会話の引き出しが増えるし、すぐに使える例文もたくさん載っています。

また1回のプログラムが15分程度で、忙しい人でも英語学習を生活に取り入れやすいのもいい感じ。

毎回発音の部分が詳しく解説されており、文法は得意だけど発音がイマイチで悩んでいる人はぜひ発音練習のつもりで復習してみてください。

どうして日本人は英語が喋れないのか?

ところで、日本人は中学~高校にかけて英語の基礎を学んだはずなのにほどんどの人は実際に英語を喋れるようにならないのはどうしてなんでしょうか?

発音がネイティブと違いすぎる

まず考えらえるのは、学校教育で習う英語とネイティブの英語の発音が違いすぎること

独学や学校で英語を勉強するときって単語と単語をはっきりと区切って発音してしまいがちです。でも、基本的にネイティブの会話ではことばの語尾が次のことばとくっついたり音が消えたりするので、私たちが知っている発音とは全然違う音に変化します。(これを音声変化やリンキングと言います)

そのせいで自分のアタマにある英語と本当の英語がまったく一致しないんですね。

会話が速すぎて聴き取れない

次にネイティブの会話はめちゃくちゃスピードが速く、耳が慣れていないとさっぱり聴き取れません。

それにプラスして音声変化もしているので、たとえ完璧に文法を理解していても発音やスピードについていけず理解できない状態になってしまうのです。

練習する機会が少ない

あとは、テストのための英語の勉強はしてきたけど実際に会話をする機会が少なかったこと。思い返せば外国人の友人もいないし、海外旅行にも行かない日本の漫画が大好きなオタクだったので、あまり英語の必要性を感じたことがありませんでした。

実際口に出して自分のことを英語にしてみないと、英語って身につかないものなんだなぁ。

日本語から英文を自作してしまう

最後に・・・日本語を翻訳ソフトで英文にすると違和感が出てしまうのは、むりやり日本語の文章を英語に当てはめようとするから

日本語の表現をそのまま直訳して話そうとすると、ネイティブの人は「なんかおかしい・・・」と感じる場合がよくあるそうです。(当てはまる表現自体がない場合もあり)

郷には郷に従えというように、まず自分の言いたいことより英文の型を学ぶことが最優先!例文をベースにして単語を入れ換えながら文章を作ることで、より自然な英語を身につけることができます。

なりきり英語音読の使い方:3ステップ

サマー先生の英語学習法は「聞いて真似して使ってみる」こと。言葉と言葉のつながりやイントネーションに注意しながら行います。

テキストがYoutubeの動画講義とリンクしていて、レッスン前に動画を観ることでさらに理解が深まりますよ。ネイティブがよく使う英語・日本人が間違えがちな英語表現・発音のコツなどが丁寧に解説されています。

ステップ1:じっくり聴く

いきなり真似して発音するのではなく、まずは次の点に注意しながらお手本の例文をじ~っくり聴きます。

  • どことどこの音がくっつくのか
  • どこの音が消えるのか
  • 会話のリズム・イントネーション

ステップ2:真似してみる

次にステップ1の「じっくり聴く」で意識したポイントに気を付けながら発音してみます。

  • 口を大きく開ける
  • 声を大きく出す
  • 単語をはっきり言う

ちなみに英語を発音する時は、とりあえず大きな声で話すことを心がけましょう。ちなみにあんまり関係ないけど、大きな口を開けて話すと小顔効果があるような気がしています(笑)。

ステップ3:使ってみる

最後に、すでにテキストにある例文の一部を入れ換えて”自分の例文”を作ってみましょう。

いくら他人が作った例文を丸暗記していても、本当の会話では言葉がとっさに出てこないと使いものになりません。自分に当てはめて例文を作ることで文法がアタマに残りやすくなります。

まとめ

英語の入門書×発音の教科書

「なりきり英語音読」の本と出会ったきっかけは、すっかり英語を忘れてしまった私がAmazonで初心者向けの売れていそうな本をポチったことでした。

結果的にビックリするくらい発音が滑らかになった&ネイティブの発音に近づく裏技(?)みたいなものを理解できてよかったなと思いました。

参考になれば嬉しいです。

-英語

© 2024 おうち主婦。 Powered by AFFINGER5